賃貸でよかったと思うとき
台風が来た。
裏の家の屋根が飛んだ。
飛来物として家にぶつかって、どんと存在感を示す屋根と吹きすさぶ風に煽られている音の恐怖と言ったらなかった。
幸い怪我人も出ずに屋根が丸ごと飛んだだけですんだものの、問題は撤去だった。
自然災害による飛来物の撤去は原則物が落ちた場所の所有者が行う。可能であれば家の持ち主に費用を請求したりする場合もあるらしい。
今回は屋根の持ち主は明らかなものの、自然災害なので負担はしないという主張だった。
こんなとき持ち家だったらと思うと、結構悩ましい。
今は賃貸なので管理会社が根回しをしてくれて無事に屋根は撤去された。
今回の台風で持ち家はもう古い考え方だという主張を見かけた。
私はというと収納のたくさんあるかっこいい家に住みたいという気持ちは変わらない。
ただなんだか忙しくて土地探しもまだ途中の段階。まだまだ時間はかかりそうだ。