2019-01-01から1年間の記事一覧

賃貸でよかったと思うとき

台風が来た。 裏の家の屋根が飛んだ。 飛来物として家にぶつかって、どんと存在感を示す屋根と吹きすさぶ風に煽られている音の恐怖と言ったらなかった。 幸い怪我人も出ずに屋根が丸ごと飛んだだけですんだものの、問題は撤去だった。 自然災害による飛来物…

工務店?

次に会うことになった工務店は意図して小規模な工務店を選んだわけではなかったけど、よく確認すると親方と息子と娘婿、三人だけの会社だった。 対応してくれたのは親方と一級建築士の娘婿(以降お兄さんと呼ぶ)だ。義理の親子ながら仕事上は長い付き合いの…

どうする?

おじさん(建築家)に「収納がたくさんほしい」と言った時に言われた「普通だね」という言葉が頭に蘇る。 いくつかのブログを読んで分かってはいた。建築家と名乗って仕事をしている人はアーティストだ。気が合うアーティストが見つかれば最高なのだが…… こ…

建築家?

初めて会いに行ったのは建築家だった。なぜいきなり建築家? と思うだろう。 ハウスメーカーは初めから頭になかった。建売を何軒か見て感じた「よくある感じ」はあまり好きではなかったからだ。賃貸物権に似た汎用性の高さは大勢の人に対応出来る形なんだろう…

注文住宅?

建売を三社(合計で5軒)見て感じたことは、どこも「ここがこうだったらなぁ」と感じる点があるということだった。 物件Aはおしゃれだったけど収納が少なくて駐車場が狭い。物件Cはかっこよかったけど隣の家に手を伸ばせば届く距離で、家の裏は森だった。虫が…

内覧 物件C

この不動産屋は対応がよかった。問い合わせた翌日には紙資料と担当者のメッセージが書かれた紙と似たおすすめの物件などのファイリングされた資料が届いて、後日丁寧なメールも届いた。 地元密着型の不動産屋で、難点は今の家から遠いという点だけだった。 …

内覧 物件B

二件目は当たり障りのないメールのやり取りをした不動産屋だった。 待ち合わせから少しつまづいた。メールで待ち合わせ時間を決めていたけど、この不動産屋だけ駐車場の有無や待ち合わせ場所の確認がなくメールの文末の署名に名前と住所が書かれていただけだ…

内覧 物件A

初めて見に行く物件は建売らしからぬ凝った内装の、ハイセンスな家だった。写真だけでウットリするほどの内装は他の建売とは一線を画すこだわりを感じた。 「こんな家に住んでみたい!」そう思わせるおしゃれさがあった。 ただ、物件を見に行く気はなかった…

建売?

まずはよく分からないので建売をネットで検索してみた。 広さと値段の兼ね合いも、土地と建物の価値もよく分からない。土地を買って家を建てるよりも初めからセットの価格を見せられたほうが(諸経費はかかるにせよ)用意する金額が分かりやすい。 夫の職場…

家を探す

ここにずっと住んでもいいと思っていた。 築30年以上、古いけど内装はリフォームされていて汚くはないし何より家賃が安い。 一度引越し先を探してみた時に不動産屋に「その広さでその家賃、引越さない方がいいですよ」と言われて以来(営業マンとは思えない…